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	<title>心理学 &#8211; 佐藤たけはる　カウンセリングオフィス</title>
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	<description>人生をより良く生きることを望む　全ての人に　勇気と、希望と、生きる力を</description>
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	<title>心理学 &#8211; 佐藤たけはる　カウンセリングオフィス</title>
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		<title>モチベーションを高めるための内発的動機づけとは～ハーロウとデシの実験からの考察</title>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 13 Aug 2019 02:50:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アドラー心理学]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
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					<description><![CDATA[今日は動機づけについて語っていきます。 今日の内容は、お気に入りの本「モチベーシ]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: center;"><div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:26px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">報酬の隠された代償（コスト）～ハーロウとデシの実験</div></div>
<p>今日は動機づけについて語っていきます。</p>
<p>今日の内容は、お気に入りの本<span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff;" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%EF%BC%93%EF%BC%8E%EF%BC%90-%E6%8C%81%E7%B6%9A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%82%84%E3%82%8B%E6%B0%97%EF%BC%81%E3%80%8D%E3%82%92%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%87%BA%E3%81%99%E3%81%8B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%EF%BC%8B%CE%B1%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%AF-ebook/dp/B018HVOXBA">「モチベーション3.0」</a></span>を相当程度、参考にさせて頂いています。</p>
<p>ウィスコンシン大学教授のハリー・ハーロウが20世紀半ばに行った実験があります。</p>
<p>アカゲザルの檻の中に、ちょっとした仕掛けを置いて、サルたちの問題解決能力を探ろうとしました。</p>
<p>ところが、やってみて意図したことと違ったことが起こりました。</p>
<p>サルたちは何も強制されていないのにもかかわらず、熱心にその仕掛けを何度となくやりはじめました。</p>
<p>2週間ぐらいたつと、更にレベルを上げて、仕掛けを解くスピードが速くなりました。</p>
<p>誰もそのやり方をお猿に教えたわけでありません。</p>
<p>当時、主に二つの動機付けが行動に影響を与えると考えられていました。</p>
<p>一つは生理的要因です。<br />
食欲、性欲といったもの。</p>
<p>けれども、この仕掛けを解いたからといってそれらが得られるわけでもありません。</p>
<p>もう一つの動機づけは、周囲から与えられる報酬や罰などによる動機づけです。</p>
<p>ソーンダイクは、空腹の猫を柵の中に入れて外に餌置きました。<br />
そして紐を引くと箱の中から出られて餌にありつけるという仕組みです。</p>
<p>実験を続けていくと、猫は最初は必死に手を伸ばしたり柵の中から必死に手を伸ばしたり色々やっていたものの、次第に紐を引けば餌にありつけるということが分かり、そのスピードが増していきます。</p>
<p>また、スキナーも似たような実験をネズミを対象に行なっています。</p>
<p>これもまた箱の中にレバーを置いて、レバーを引くと箱の外の餌にありつけるという仕組みです。</p>
<p>そして試行錯誤を経てネズミがレバーを押す頻度が増えてきます。</p>
<p>これらはオペラント条件付けと言われるものです。</p>
<p>ところが、ハリー・ハーロウの実験ではオペラント条件付けでは説明がつかない出来事が起こったのです。</p>
<p>ハローは考えました。<br />
課題に取り組むこと自体が内発的報酬に当たるという、いわば第三の動機づけです。</p>
<p>ハロ―はこれを内発的動機付けと称しました。</p>
<p>そして、約20年の時を経て1970年頃、カーネギーメロン大学の大学院に在籍したエドワード・デシはある研究を行いました。</p>
<p>当時人気があったソーマキューブと呼ばれるブロックでの実験です。</p>
<p>いろんな形をした七つのブロックを使って、それらを組み合わせることで数百万通りの形の立体が出来上がります。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1906 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa.jpg" alt="" width="231" height="173" /><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone wp-image-1907" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063.jpg" alt="" width="218" height="186" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063.jpg 151w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063-150x129.jpg 150w" sizes="(max-width: 218px) 100vw, 218px" />
<p>実験はAとBの二つのグループに分けて行われました。</p>
<p>図と同じ形のソーマキューブを組み立てるられるかどうか、3日に分けて実験が行われました。</p>
<p>Aグループに対しては、2日目だけ成果が出たら報酬を出し、1日目と3日目は報酬なしでした。Bグループに対しては3日間とも成果が出ても報酬はなしでした。</p>
<p>1日目は、両グループとも報酬なしです。<br />
特に二つのグループに変化は見られません。</p>
<p>2日目は、グループAに報酬が与えられました。<br />
当然と言えば当然かもしれませんが、Aグループの方がより長くソーマキューブに取り組んでいました。</p>
<p>ところが3日目に想定外の事が起こりました。</p>
<p>再び両グループとも報酬なしになったのですが、3日間とも報酬なしのBグループは、1日目や2日目より長い時間、ソーマキューブで遊んでいました。</p>
<p>一方、2日目に報酬をもらったAグループは、1日目や2日目よりもソーマキューブに取り組む時間が減ったのです。</p>
<p>デシは述べます。</p>
<p>「ある活動に対する外的な報酬として金銭が用いられる場合、被験者はその活動自体に本心からの興味を失う」と。</p>
<p>また、こうも言いました。<br />
「報酬の隠された代償（コスト）」とも。</p>
<p>確かに、産業革命から1900年代へと至る中で、科学的管理により大量生産を計るテイラーシステムなどでは、この報酬による動機づけはうまくいきました。</p>
<p>頑張った人には報酬を出し、頑張らなかった人は報酬を下げる。<br />
言わばアメとムチのシンプルな仕組みです。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="size-full wp-image-1908 alignleft" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/38204070834b1fee83d6e299ac1b0079.jpg" alt="" width="249" height="203" /><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-1909 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/218c8229bd702043e9af40ddf5ef7890.jpg" alt="" width="225" height="225" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/218c8229bd702043e9af40ddf5ef7890.jpg 225w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/218c8229bd702043e9af40ddf5ef7890-150x150.jpg 150w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/08/218c8229bd702043e9af40ddf5ef7890-180x180.jpg 180w" sizes="(max-width: 225px) 100vw, 225px" />
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ところが、この動機付けは、単純反復作業やルーチンワークというものに対しては効率的ですが、先ほどのソーマキューブ実験のようにクリエイティブな仕事には逆効果になるのです。</p>
<p>この21世紀の時代にあっては、 AI に取って代わられるような仕事に対してのアメとムチによる外発的動機づけよりも、  AI に取って代わられることのないクリエイティブさヒューマンスキルなどに影響を与える内発的動機づけを高めることが求められているのです。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:26px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">ほめると勇気づけるの違い～アドラー心理学</div></div>
<p>アドラー心理学では、これを褒めると勇気づけるの違いで解説します。</p>
<p>子育てで説明すると分かりやすいでしょう。</p>
<p>親は子供を何とかしようとご褒美をあげたり、褒めてあげたり、あるいはその逆に叱ったり 、おやつなしにしたりします。</p>
<p>確かに一時的には上手くいくかもしれません。<br />
けれどこのやり方にはリスクがあります。</p>
<p>子供は学びます。ご褒美がもらえることだけやろう、褒められることだけやろう、叱られないように頑張ろう、叩かれないように頑張ろう。</p>
<p>この時、子供のやる気、子供の動機づけ、子供の興味関心は自分にはありません。</p>
<p>親がどう思うか、親が何をしてくるくれるか、外発的動機づけになるのです。</p>
<p>一方、勇気づけは子供の内発的動機づけにアプローチします。</p>
<p>上の立場の人間が下の立場の人間に対して、結果を出したかどうかによって与えるアメとムチではなく、結果がどうあったとしても子供の気持ちに共感し、子供が頑張った過程に注目する対等な関係で子どもの内なるものを喚起します。</p>
<p>外発的動機づけでは、それがなくなった時、デシの実験のように、かえってやる気がなくなります。</p>
<p>一方、内発的動機づけは持続します。やる気が高まります。</p>
<p>これは子育て分野に限りません。<br />
企業の多くは、いまだ外発的動機づけが主流なのではないでしょうか。</p>
<p>この内発的動機づけの重要さに気付いたGoogleやyahoo等の大企業では、この内発的動機づけを高めるべく様々な取組みが行われています。</p>
<p>もしかしたら、企業に所属するサラリーマンよりも、極端な話、ユーチューバーやフリーランスの方が、やりたいことをやっていて、もちろん一定程度の収入があった上でですが、その方が内発的動機は必然的に高いのかもしれませんね。</p>
<p style="text-align: center;"><strong>（参考記事）<br />
</strong><span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff;" href="https://takeharukokoro.jp/2019/05/1586/">社員のモチベーションアップと生産性向上の秘訣！～ソーヤー効果とGoogleのプロジェクト</a></span><strong><br />
</strong></p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>メンタルヘルスの謎～心の病が治ってはいけない人たち</title>
		<link>https://takeharukokoro.jp/2019/06/1719/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Jun 2019 15:38:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ひきこもり]]></category>
		<category><![CDATA[アドラー心理学]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[精神疾患]]></category>
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					<description><![CDATA[神経症（不安障害、パニック障害、対人恐怖症、強迫性障害、離人症、解離性障害等）の]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: center;"><div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:25px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">可能性の中に生きる神経症</div></div>
<p>神経症（不安障害、パニック障害、対人恐怖症、強迫性障害、離人症、解離性障害等）の方は、様々なプレッシャーのかかる場面でためらいの態度を見せます。</p>
<p>進むか進まないか。<br />
手を上げるか上げないか。<br />
やるかやらないか。</p>
<p>どうしよう。<br />
迷います。</p>
<p>あれやこれや、あれやこれや、うーん、うーんと。<br />
そしてやがて、もどかしそうな思いで決断します。</p>
<p>やらないことを。<br />
前に進まないことを。</p>
<p>その時、出る言葉。</p>
<p>「〇〇だから～」<br />
「△△なので～」</p>
<p>なるほどそうですか、仕方ないですねと言いつつも、どこかに違和感が残ります。</p>
<p>じゃあ、これこれこうしたら？ということで、障害となっている理由を取り除きます。</p>
<p>そして、「良かったです、じゃあやります」と言ってくれるのを待ち構えるその時、出てきます。<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1720 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/767d8cd96ac8f2de37719194fa8ab9b4.png" alt="" width="208" height="202" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/767d8cd96ac8f2de37719194fa8ab9b4.png 800w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/767d8cd96ac8f2de37719194fa8ab9b4-300x292.png 300w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/767d8cd96ac8f2de37719194fa8ab9b4-768x747.png 768w" sizes="(max-width: 208px) 100vw, 208px" /></p>
<p>「今度は◇◇があるので〜」</p>
<p>そっかぁ、じゃあと、再度提案します。<br />
じゃあこうすればいいよね？</p>
<p>「いや、とは言え、☆☆だから〜」<br />
「けれど、それは◎◎なんですよね～」</p>
<p>一見、なるほどと思える至極もっともな理由を、生み出します。<br />
もっともらしい理由の出所はどこからでも構いません。</p>
<p>タンスの中からでも、辞書の中からでも、ドラエモンのポケットの中からでも、何でもかんでも引っ張り出してきます。</p>
<p>時に自分自身をも欺いて。</p>
<p>彼ら彼女らは、前に進めないのではなく進まないと決めているのです。<br />
やれないのではなくやらないと決めているのです。</p>
<p>「だって、これこれだからしょうがないのよね」、「今の悩みが治ったらやるよ」、「これが治らない限りは難しいんだよね」と言って、その理由の中に逃げ込みます。</p>
<p>なぜならそこが安心基地だから。<br />
外敵や危険から身を守るための。</p>
<p>アルフレッド・アドラーは言います。</p>
<p><span style="color: #800000;">「敗北を排除することによって優越性の目標を得ていた。対人関係で敗北することはなかった。人の中に入っていかなかったからである。仕事でも敗北しなかった。仕事に就いていなかったからである。愛においても敗北はなかった。愛を避けていたからである。主観的には、彼は人生において勝利を収めており、自分自身の条件で完全に人生を生きていた。」</span><br />
<span style="color: #800000;">（『人はなぜ神経症になるのか』アルフレッド・アドラー、岸見一郎訳、アルテ）</span></p>
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<div id="msmaflink-awxFZ">リンク</div>
<p>そうです。</p>
<p>やらなければ負けることはないのです。<br />
前に進まなければ転ぶことはないのです。<br />
手を上げなければ拒否されることはないのです。</p>
<p>これを可能性の中に生きる人と言います。</p>
<p>ひょっとしたらできるかもしれないという可能性、やればできるという可能性の中に安穏として「不可能」という名のレッドカードを避けます。</p>
<p>そうして敗北に直面することなく、勝利できるかもしれないという可能性の中に浸るのです。</p>
<p>いわゆるグレーゾーンですね。</p>
<p>大学生やニートやひきこもりなどが、社会に出たくないとして過ごす、モラトリアム(猶予期間)とも似ているかもしれません。</p>
<p>できないのではなくやらないからであるという真実を隠すために、『言い訳』を加工修正して『理由』に装うのです。</p>
<p style="text-align: center;"><div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:25px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">神経症が治ってはいけません</div></div>
<p>そうして「私はできない」という現実が突き付けられることを回避し、「私はできる」という余地を残そうとします。</p>
<p>だから、そういった人が、時に困ることがあります。<br />
そういった人たちの悩みは、例えば下記のようなものです。</p>
<p>「電車の中でまた発作が起こったらどうしよう。なんとかパニック障害を治したい・・・」<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1354 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/66a691f746e042722e572e68b4663bae.png" alt="" width="199" height="206" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/66a691f746e042722e572e68b4663bae.png 386w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/66a691f746e042722e572e68b4663bae-290x300.png 290w" sizes="(max-width: 199px) 100vw, 199px" /></p>
<p>「うつがひどくて、ずっと寝てばっかり。うつさえ治ったらまた働けるのに・・・」</p>
<p>「強迫観念による確認行為がひどくて、会社に行けない。とてもじゃないけど働けない・・・」</p>
<p>こういった悩みを抱えている方々が、時に困ること。</p>
<p>それは・・・治ること。</p>
<p>〇〇だからやれない。<br />
その中に生きているときは、安心安全が得られます。</p>
<p>けれど、治ることでその安心安全の壁がなくなった時、直面します。</p>
<p>人生の課題に。<br />
自分ではもしかしたら手に負えないと思っている難問に。</p>
<p>その時、病気が必要になります。<br />
病気が治ってはいけません。<br />
病気に苦しみながらも病気を必要とする。</p>
<p>その矛盾したあり方は正に、神経症に特有なものです。</p>
<p>そうして、中には医者巡りをして、常に病名をもらい続けようとする人もいるでしょう。</p>
<p>また、中には、病気シンドロームのように、あれが治ったらこれ、これが治ったらそれ、といった感じで、違う名の病気を移り渡る人もいるでしょう。</p>
<p>敗北しないために病み続ける。<br />
そうして、人生の脇道でその偽の病と格闘し続ける。<br />
完全には打ち勝たない程度に。</p>
<p>しかし、やがて知るでしょう。</p>
<p>自分を敗北から守り続けるためには、永遠に可能性の中に生き続けるしかないという事を。永遠に病気であり続けるしかないことを。</p>
<p>見せかけの勝利の中で。<br />
病気と必死に戦いながら、何かまとわりつく、じめっとした敗北感に目を背けながら。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1721 aligncenter" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/6132a3615d51431a0c80891b0c01d93c.jpg" alt="" width="288" height="158" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/6132a3615d51431a0c80891b0c01d93c.jpg 640w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/6132a3615d51431a0c80891b0c01d93c-300x164.jpg 300w" sizes="(max-width: 288px) 100vw, 288px" />
<p style="text-align: center;">(参考記事)<br />
<span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff;" href="https://takeharukokoro.jp/2019/03/1291/">心の病を持つ神経症の心理メカニズム～ウルフの言葉とうつ病の事例より</a></span></p>
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		<title>神経症のライフスタイル～問題を恐れ、問題に苦しみながらも、問題をこそ必要とする</title>
		<link>https://takeharukokoro.jp/2019/06/1614/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 05 Jun 2019 09:49:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アドラー心理学]]></category>
		<category><![CDATA[対人援助]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[支援事例]]></category>
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					<description><![CDATA[以前に障害者の就労支援をしていた時、ある悩み多き方がいました。 上司に嫌われてい]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p style="text-align: center;"><div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:25px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">なぜか問題が絶え間なく起こる人の謎</div></div>
<p>以前に障害者の就労支援をしていた時、ある悩み多き方がいました。</p>
<p>上司に嫌われている、あんなことやこんなことを言われた、会社に行けない、もうここではやっていけない、無理だ、と電話してきます。</p>
<p>あれやこれやとお話ししたり、会社訪問して事実確認したり、面談したり、様々なことをしてその問題を解決します。</p>
<p>あー、よかったよかったとなります。<br />
本人もホッとします。</p>
<p>そして、忘れた頃にやってくる・・・</p>
<p>「佐藤さん・・・」というTELが。</p>
<p>また同じ上司にこんなこと言われました、やっぱり嫌がらせされてます、私を辞めさせるようなこと話してましたと始まります。</p>
<p>そこでじっくり話を聞いて、アドバイスしたり励ましたり、会社の状況を確認したり。そして誤解に過ぎなかったことを分かってもらい安心します。</p>
<p>ところが、やがて問題の上司が異動によりいなくなりました。</p>
<p>本人にとっては勘違いであろうが何だろうが、とにかく悩んでいた対象の方がいなくなり、変な言い方ですが私もホッとしました。これで安定するかなと。</p>
<p>ところがでした。</p>
<p>プルルル〜<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/1f3b5.png" alt="🎵" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> プルルル〜<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/1f3b5.png" alt="🎵" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /></p>
<p>「・・・ドキッ、も、もしもし・・」<img decoding="async" loading="lazy" class="size-full wp-image-1579 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/images-4.jpeg" alt="" width="227" height="222" /></p>
<p>「・・佐藤さんですか・・(ドキッ)・・・はい、そうです。・・・今度は〇〇さんが・・(ヌオッ)」</p>
<p>これまで何の問題もなかった違うスタッフの方に、こんなこと言われたあんなこと言われたと悩ましげに話します。</p>
<p>また例によって、関係者の聴き取りや訪問等、あれやこれや、あぁだこうだと解決します。</p>
<p>ふう〜っと一息付くまもなく、一、二ヶ月後にやってきます。<br />
そう、あの電話が･･････</p>
<p>プルルル〜<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/1f3b5.png" alt="🎵" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />・・・</p>
<p>「佐藤さんいらっしゃいますか？･･･(ゾオ〜ッ)」</p>
<p>そして今度はまた別の問題が始まります。<br />
なんか変だな、一体何なんだ？</p>
<p>そして私は、ある時、はたと気づきました。<br />
もしかしたら、その方には問題が必要だったのではないか？と。</p>
<p>その方は他の社員に比べて自分の能力が劣っていると思っていました。<br />
そして能力の低い人は契約更新してもらえないと思っていました。<br />
会社評価からすると勘違いも甚だしかったのですが。</p>
<p>そして、問題がなくなってしまうと、その方の能力というものが公に晒されます。その時、自分の存在価値が揺らぎます。</p>
<p>本人の主観的な見方〜「私は他の人より劣っている。劣っている人間は辞めさせられる」〜が発動してしまうのです。</p>
<p>しかもちょうど同じ部署に優秀な人員が増えた所でした。<br />
そしてその方は、たしかに一番ミスが多い。</p>
<p>けれど、本人なりのミスの理由としては、誰かに嫌がらせされていて精神的に過度の緊張状態にあるからとの認識でした。</p>
<p>しかし、その障害が全く何もなくなってしまったらどうなるのでしょう？<br />
ミスの理由は誰のせいにもできず、自分の能力不足が明るみに出ます。</p>
<p>だから、雲一つない万全なコンディションが整ってしまうことは、その方の無意識にとっては恐怖だったのです。</p>
<p>何らかの障害によって自分の力が発揮できない状態でいることの方が都合が良かったのです。自分の能力なり価値なりが、モヤモヤ霞んでる方が。</p>
<p>だから無意識的に問題を作り上げました。<br />
本人が思っている自分の低い価値を隠すために。<br />
そして自分を守るために。</p>
<p>もしかしたら、雲隠れできるものなら何でも良かったのかもしれません。</p>
<p>今回は上司との関係でした。<br />
それだけでなく、その方は身体症状、同僚との人間関係、体調、あらゆる問題を作り上げました 。</p>
<p>自分も知らないままに、自分をも欺いて。</p>
<p>だから、何でも良かったのです。<br />
猫の手でも、幽霊でも、上司の貧乏揺すりでも。<br />
自分を隠せるものなら。</p>
<p>アドラー心理学の祖、アルフレッド・アドラーの弟子で、若くして夭逝した天才精神科医ウォルター・ベラン・ウルフは言っています。</p>
<p>本当の神経症者は皆、何らかの身代わりを作り上げると。</p>
<p>そして自分の欠点の身代わりが見つかっている限り、どんな失敗の責任持ってはならないと。</p>
<p>「あの人が〇〇だから、自分はホニャララできない」<br />
「あの人さえいなかったら△△なのに」<br />
「これがある限りは私は◇◇できない」</p>
<p>この論法。</p>
<p>どこかで聞いたことありませんか？<br />
さももっともらしく、なるほどと思わせておいて、けれど何か違和感を感じさせる。</p>
<p>まさにその方は、この生き方をした人だったのです。<br />
自分をも騙すぐらいの。</p>
<p>ウルフは人生の脇舞台と言いました。<br />
メインの舞台に上がらずに脇舞台に生きる人は決してくつろいではいけません。</p>
<p>のんびりリラックスしてたら何やってるんだ、さぼってるんじゃないぞ、さっさとメイン舞台に上がれよなどと言われるかもしれないからです。</p>
<p>自分の価値が突き付けられるメイン舞台に。<br />
自分の価値を失うかもしれないその舞台に。</p>
<p>だから必死に格闘します。<br />
自分がメイン舞台に上がれない理由と。<br />
解決はさせないままに。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1610 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/0ca1822e7c8885123b2719e0cac6b2a6.png" alt="" width="212" height="212" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/0ca1822e7c8885123b2719e0cac6b2a6.png 682w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/0ca1822e7c8885123b2719e0cac6b2a6-150x150.png 150w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/0ca1822e7c8885123b2719e0cac6b2a6-300x300.png 300w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/0ca1822e7c8885123b2719e0cac6b2a6-180x180.png 180w" sizes="(max-width: 212px) 100vw, 212px" />
<p>こんなに苦しんでて僕、上に上がれないんです。<br />
こんなに大変なんで今は無理なんですと。</p>
<p>その時、上がれない理由を苦痛だ、辛いと言いながらも、その苦痛と辛さの中に生き続けるしかなくなります。</p>
<p>問題を恐れ、問題に苦しみながらも、問題をこそ必要として。</p>
<p style="text-align: center;">（参考記事）<br />
<a href="https://takeharukokoro.jp/2019/03/1291/"><span style="color: #0000ff;">心の病を持つ神経症の心理メカニズム～ウルフの言葉とうつ病の事例より</span></a></p>
]]></content:encoded>
					
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		<title>「誰かのせい」に生きる物語～カウンセリング事例</title>
		<link>https://takeharukokoro.jp/2019/06/1598/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 31 May 2019 16:30:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[支援事例]]></category>
		<category><![CDATA[生き方・生きる意味]]></category>
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					<description><![CDATA[ずいぶん前のことですが、ある女性の方から電話で相談がありました。 だいたい、こん]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ずいぶん前のことですが、ある女性の方から電話で相談がありました。<br />
だいたい、こんな感じだったでしょうか。勝手に都合よく変えてますが、以下。</p>
<p>「自分に自信が持てません」</p>
<p>その方はそう言います。<br />
私は詳しく聞いていきます。</p>
<p>両親に自分の希望を徹底的に抑え付けられて育ってきた。<br />
学歴第一、肩書や外面を重視、女はいい所に嫁に行けばいいと。</p>
<p>自分が進路の希望を言えば殴られ蹴られ、親の望むように強制されてきた。</p>
<p>兄は難病を持ちながらも、男はかくあるべしとして厳しく育てられ、文武両道で最高の大学に入ったものの、やがてひきこもり、アルコール依存症になり若くして亡くなった。</p>
<p>兄の人生とはいったいなんだったのだろうか。<img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone wp-image-874 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/01/images-15.jpeg" alt="" width="239" height="164" /></p>
<p>小さい頃、あんなに優しくしてくれた兄が、いつしか私の知らない違う人間になってこの世からいなくなってしまった。</p>
<p>親は自分たちのせいなんてかけらも思ってない。</p>
<p>私もまた親の言いなりになって生きてきた。</p>
<p>ふと気づいたとき、結婚して、子供を育て、自分は何をしているんだろうと愕然とした。</p>
<p>これが親の望んでいた人生。<br />
別に幸せでないわけではない。<br />
けれど私の望む私の人生って？</p>
<p>そして40歳になり、一念発起して3人の子を育てながら看護師の学校に入り、小さい頃から憧れていた看護師になった。</p>
<p>しかし、夢と現実は異なり、厳しい現実を突き付けられている。</p>
<p>自分よりはるかに若いけれど経験豊富な先輩に怒られ、傷付き、自分のダメさ加減を痛感する毎日。もう辞めようかと迷っている。</p>
<p>親戚のおじさんは、3人の子育てをしながら看護師になったこと自体凄いことと言うが自分には分からない。</p>
<p>親が･･･<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-873 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/01/anxiety-1.jpg" alt="" width="291" height="152" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/01/anxiety-1.jpg 1124w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/01/anxiety-1-300x156.jpg 300w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/01/anxiety-1-768x400.jpg 768w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/01/anxiety-1-1024x534.jpg 1024w" sizes="(max-width: 291px) 100vw, 291px" /><br />
親のせいで･･･<br />
もっと早くに看護師になっておけば･･･<br />
自分に自信が持てない･･･</p>
<p>私はその女性に聞きました。<br />
そこまでの体験をしながらも看護師の道に進んだのはどうして？と。</p>
<p>普通だったら何十年にも渡ってそういった状況に置かれたら、とてもではないが怖くて挑戦できない。</p>
<p>長年籠の中で生きていた生物は、籠が空いたとしても籠の中の暮らしが長いと、そうは出られない。</p>
<p>ナチスの強制収容所から解放された人たちも解放された時、戸惑った。</p>
<p>生き方を変えることは容易ではない。</p>
<p>お兄さんもアルコールという残念ではあるが望ましくない手段で困難に対応せざるを得なかった。</p>
<p>人は変わることを望みながらも変わることを恐れる。新しい世界に踏み出すことは時にそれほどまでに恐ろしい。</p>
<p>それなのにあなたは小さい頃から望んでいた看護師の道に、そんな大変な状況の中で40歳から臨んだ。</p>
<p>それはどうして？</p>
<p>その女性は言います。<br />
人の為に･･････けど、親が･･･親のせいで今･･･</p>
<p>私は言います。</p>
<p>不本意ではあるかもしれないが、そこまで学歴にこだわり、女は嫁に行くのが一番といったようなことを考えてしまう親には親なりの理由があったんでしょうかねと。</p>
<p>彼女は言います。<br />
そうかもしれない。</p>
<p>私は聞きます。<br />
では今からの未来に何ができるんでしょうか？</p>
<p>女性の語気が変わりました。<br />
そうですよね、過去よりも今からですよねと。</p>
<p>そういえば次のステップアップの為に本来望んでいた科に異動の希望を出した。更に次のことに向けて勉強している。</p>
<p>私は聞きます。</p>
<p>あなたはもしかしたら前に進んでいる時こそ、自分が自分であることを実感できるのではないでしょうか？と。</p>
<p>そうです！と彼女。</p>
<p>私は聞きます。<br />
では、そのエネルギーは一体どこから湧いてくるんでしょう？</p>
<p>あなたが言うように、もし若い時から看護師になっていたら今の自分はいるんでしょうか？と。</p>
<p>いないかもしれない・・・</p>
<p style="font-size: 16px;"><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone wp-image-1600 alignright" style="font-size: 16px;" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/images-20.jpeg" alt="" width="248" height="165" /></p>
<p>そうです、あなたは負の体験ですら自分のエネルギーにして前に進むことができる人なのではないでしょうか？</p>
<p>あなたにとってはつらい体験だったのかもしれないが、それがあったからこそ今前に進もうとしているのではないでしょうか？</p>
<p><span style="font-size: 16px;">決して意味のない事ではなかったんです。</span></p>
<p>･･･そうなんですね！そういうことだったんですね！</p>
<p>そうして彼女は電話して良かったと言って電話を切りました。</p>
<p>彼女は困難を前に逃げるのではなく立ち向かうことを選択――自己決定しました。</p>
<p>彼女は自信がないと言いましたが、自分がどこからきてどこに向かっているかということを知った時、自信を持ったのではなく生きる意味を見出したのです。</p>
<p>ロゴセラピーの祖、ヴィクトール・フランクルは言いました。自己超越と。</p>
<p>人はいかなる困難でも、そこに生きる意味があれば乗り越えられるのです。</p>
<p><strong><span style="color: #333399;">「自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は生きることから降りられない」『夜と霧』フランクル</span></strong></p>
<p>&lt;死亡率90%超えのアウシュビッツからの生還者でもあるフランクルはそう言います。若き妻と母を他の強制収容所で殺されたその人が。</p>
<p>電話の彼女は、両親には両親なりの理由があったことを知った時、両親の呪縛から抜け出しました。</p>
<p>人は「誰かのせい」という物語の中に生きている時、困難の中に生き続けます。</p>
<p>なぜなら、「誰かのせいで私は◯◯なんだ」という文脈がどうしても必要になるので、不幸な私で居続けなければならないのです。</p>
<p>不幸の種を見つけては、やっぱり誰々のせいで、やっぱり私は◯◯だと。</p>
<p>幸せの種を見つけても、いや、私は◯◯のはずだから、この種は幻だ、そんなはずはないと否定します。</p>
<p>「不幸な犠牲者の私」を維持するために幸せになってはいけないのです。</p>
<p>しかし、両親を許すことができたその時、その物語は続けることができなくなり、次の章へと移りました。</p>
<p>誰かのせいという犠牲者の物語から、私が私を生きる物語へと。</p>
<p>その時、自分の人生の舵を「誰かのせい」として他者に預けていたものを、自分の手に取り戻したのです。</p>
<p>ここからの未来は私が変える。</p>
<p>そして、自分自身の生きるを知った時、過去に生き続けた彼女は未来の中に生き始めたのです。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-1601 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/06/images-14.jpeg" alt="" width="275" height="183" />
<p>出来事は何一つ変わっていません。</p>
<p>しかし、彼女の見方が変わった時、世界が変わったのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-size: 10pt;">(※支障のない範囲で内容を改変してあります)</span></p>
<p style="text-align: center;">（参考記事）<br />
<a href="https://takeharukokoro.jp/2019/02/897/"><span style="color: #0000ff;">絶望=苦悩ー〇〇（ヴィクトール・フランクル）</span></a></p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>社員のモチベーションアップと生産性向上の秘訣！～ソーヤー効果とGoogleのプロジェクト</title>
		<link>https://takeharukokoro.jp/2019/05/1586/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 26 May 2019 16:37:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アドラー心理学]]></category>
		<category><![CDATA[メンタルヘルス]]></category>
		<category><![CDATA[仕事]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
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					<description><![CDATA[今日は組織のメンタルヘルスとモチベーションについてお話していきます。 カラセック]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:25px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">カラセックの仕事の要求度ーコントロールー支援モデル</div></div>
<p>今日は組織のメンタルヘルスとモチベーションについてお話していきます。</p>
<p>カラセックの仕事の要求度ーコントロールー支援モデルというものがあります。</p>
<p>これは国際的にも標準的なツールとして使われているもので、非常に分かりやすいものです。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-1587" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/084121ff29cedc2114f2a2b2e08227c5.png" alt="" width="1111" height="806" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/084121ff29cedc2114f2a2b2e08227c5.png 1111w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/084121ff29cedc2114f2a2b2e08227c5-300x218.png 300w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/084121ff29cedc2114f2a2b2e08227c5-768x557.png 768w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/05/084121ff29cedc2114f2a2b2e08227c5-1024x743.png 1024w" sizes="(max-width: 1111px) 100vw, 1111px" /><br />
職場で高ストレスなのは、裁量がなくて大変な仕事であるということをこの図は示しています。</p>
<p>要は自分にはとてもこなせない、できないという状態ですね。</p>
<p>たとえ、とんでもない量や負担のある仕事でも、自分に裁量があれば、ストレスは自分を蝕むストレスではなく自分を活性化させるストレス～やる気に繋がります。</p>
<p>私は今、サラリーマンを辞めて開業したので、このことが実感としてよく分かります。</p>
<p>世間で言うブラック企業の状態は、完全に裁量が与えられている個人事業主や経営者において、その実感を持っている人は果たしてどれだけいるのでしょうか？</p>
<p>また、一方で、低ストレスなのは仕事が楽だからということに限りません。</p>
<p>仕事が大変でも、ほどほどの量と裁量を与えられてる仕事であればストレスは軽減するでしょう。</p>
<p>更には、もっと大変な仕事でも自分が楽しいと思えるような仕事だったとしたら、おそらくはストレスにならないに違いありません。この辺りになると、心理学者のチクセントミハイの言う、フロー状態に近いでしょう。</p>
<p style="text-align: center;">（参考記事）<span style="color: #0000ff;"><a style="color: #0000ff;" href="https://takeharukokoro.jp/2019/03/1208/">「チクセントミハイ～フロー体験で本当の自分を生きる心理学」</a></span></p>
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<div id="msmaflink-9PFiN" style="text-align: center;">リンク</div>
<p style="text-align: center;">（参考図書）</p>
<p>カラセックは自分に裁量―コントロール感があるかどうかでストレスは変わり得るということを分かりやすく説明したのでした。</p>
<p>これは私たちに様々な示唆を与えます。</p>
<p>政府は働き方改革を現在進めています。</p>
<p>残業を減らす方向性になっているのは望ましいことですし、今後もこの方向性を維持していく必要性がある一方、実際には繁忙期と閑散期の落差がある職種などでは、かえって国の施策によって支障をきたすこともあるかもしれません。</p>
<p>単に仕事量の増減という発想だけでなく裁量という観点を取り入れることで、ストレスマネジメントや職場のメンタルヘルス対策だけでなく、仕事の生産性にも良い影響を与えることもるでしょう。</p>
<p>やらされ仕事より、自分ができる、やれるという感覚の方が、たいていの人はやりがいを感じるのではないでしょうか。</p>
<p style="text-align: center;"><div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:25px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">モチベーションアップの秘訣はソーヤー効果にあり？</div></div>
<p>私がよく講演や講座などで使わせてもらっている本で、クリントン政権のゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたダニエル・ピンクの書籍「モチベーション3.0」に「ソーヤー効果」という言葉が出てきます。</p>
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<div id="msmaflink-mvLgA">リンク</div>
<p>トム・ソーヤーの冒険のエピソードで、トムがおばさんの家のペンキ塗りを命じられてうんざりしてやっているところに、向こうから来た友達が脇を通り過ぎていく時、気の毒にとバカにされます。</p>
<p>けれど、トムはいやいやそんなことないよ、こんな面白いことやめらんないわといった感じで、超楽しそうな様子でペンキ塗りをします。</p>
<p>するとどうしたことか、友達は俺にもやらせてよとなり、トムはいやいやこんな面白いこと渡せないねと。</p>
<p>すると友達はリンゴやるからさ～と頼み込みます。トムはしょうがないなぁ～なんて言いながら友達がペンキ塗っているのをのんびり休みながら見ていて、そして次に来た友達もその手で絡めてしまいます。</p>
<p>そうして自分はほとんど労力掛けることなくペンキ塗りの仕事を終えてしまったのです。</p>
<p>恐るべしトム。<br />
将来はいったい何者になることか。</p>
<p>こうして、おばさんに命令されたやりたくもない苦痛なペンキ塗りの仕事が、トムの策略で金払ってもいいからやらせてくれとなる。</p>
<p>いったい仕事とは何なのでしょうか。<br />
意識の持ち方でこうも変わる。</p>
<p>まさに、やらされ感と裁量もしくは自己コントロール感との違いではないでしょうか？</p>
<p>そのために会社側が従業員側にできることとしては、例えば仕事を任せることなのかもしれませんし、裁量を与えることかもしれません。</p>
<p>会社側が社員の生産性を上げるためには、そういった自己効力感を上げる取組が必要と言えるでしょう。</p>
<p>そしてもう一つ、この表のストレスの程度に影響を与えるものとして上げられるものが、周囲からの支援です。</p>
<p>上司、同僚の応援があれば、同じ大変な仕事でもストレスを低減してやっていけるのです。</p>
<p>うつで休職するか否かの境目は、正にこの辺りにあるとも言えるのではないでしょうか。</p>
<p>うつで休職する人の多くは、人に頼れない状況にあったり、頼むことができない性格だったりして、孤立している人が多いのではないでしょうか。</p>
<p style="text-align: center;"><div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:25px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner">最も生産性の高いチームの要素とは？</div></div>
<p>こういったことから、やはりいつも思うのが、2012年にGoogleが社内で行ったプロジェクト・アリストテレスという実験です。</p>
<p>社内に様々なプロジェクトチームがある中で、最も生産性の高いチームの要素は何か？という実験です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>何だと思いますか？</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>チームの能力、経験、給料、知識、知恵、コミュニケーション力、等々の様々な要素からGoogleがついに発見したキーワード、それが以下です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;"><span style="font-size: 14pt;"><strong>「心理的安全性」</strong></span></p>
<p>それは、自分が所属している場所で安心安全が保障されている状態。<br />
何を言っても自分は否定されないと思える状態。<br />
周囲の人を信頼できる状態。</p>
<p>自己受容・他者信頼・他者貢献というアドラー心理学の言葉も思い出されます。</p>
<p>アドラーの言う、「共同体感覚」とは、正にこの心理的安全性が担保された状態なのかもしれません。</p>
<p>結局は、私たちが小さい頃から良く聞いてきた「友情」、「信頼」、「勇気」といったシンプルな言葉の中に答えがあるのかもしれませんね。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-922 aligncenter" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/02/4ff6ae428bc7660ce79156f50ca927e8.jpg" alt="" width="372" height="229" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/02/4ff6ae428bc7660ce79156f50ca927e8.jpg 640w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/02/4ff6ae428bc7660ce79156f50ca927e8-300x185.jpg 300w" sizes="(max-width: 372px) 100vw, 372px" />
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		<title>各種心理（精神）療法のご紹介②</title>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 17 Apr 2019 12:06:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[精神療法]]></category>
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					<description><![CDATA[今日は、前回に引き続き、各種心理（精神）療法のご紹介です。 ＜前回記事＞ 各種心]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今日は、前回に引き続き、各種心理（精神）療法のご紹介です。</p>
<p><span style="color: #0000ff;"><span style="color: #000000;"><strong>＜前回記事＞</strong></span><br />
<a style="color: #0000ff;" href="https://takeharukokoro.jp/2019/04/1319/">各種心理（精神）療法のご紹介</a></span></p>
<p>心理療法が生まれてまもなくは、主にフロイトの精神分析から派生した諸心理学が発展していき、次第にパブロフやワトソンなどの行動主義、そしてマズローやカール・ロジャースなどの人間性心理学が発展していきました。</p>
<p>そして、「グロリアと三人のセラピスト」という、ある象徴的な映画があります。</p>
<p>1964年に撮影されたもので、当時を代表する三人のセラピスト（来談者中心療法のカール・ロジャース、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、論理療法のアルバート・エリス）によって、グロリアという本物のクライエントへのセッション風景を撮ったものです。</p>
<p>私もカウンセリングを学んでいた初期のころに見ましたが、仕事をしながら夜に学んでいた頃だったため、ほとんどの時間を寝てしまい、あまりよく覚えていません。</p>
<p>微かな半眠半起？の記憶では、ロジャースが単調で、パールズがクライエントを追い詰め、エリスがペチャクチャいっぱい喋っていた印象があります。</p>
<p>カウンセリングを学ぼうとする方は一度見てみるのもいいかもしれませんね。</p>
<p>そして、時代は20世紀から21世紀にかけて、本当に多種多様な心理療法やアプローチが生まれています。ここでご紹介するには限度がありますが、前回に引き続き、一部をご紹介いたします。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">NLP</span></div></div>
<p>神経言語プログラミングと呼ばれ、3人の天才セラピストとして、ミルトン・エリクソン、フリッツ・パールズ、バージニア・サティアのセラピーを分析し共通のパターンを見出しまとめられた心理学。オバマ大統領やクリントン大統領なども自分自身の演説に活かしていたとも言われている。長年改善されなかった恐怖症などの症状に劇的な変化をもたらしたと言われている。５感を駆使したアンカリング、タイムライン等々の多種の技法が特徴。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">コーチング</span></div></div>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1329 alignright" style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/b65596b75bf03cee2d19496d6490fd28.jpg" alt="" width="239" height="159" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/b65596b75bf03cee2d19496d6490fd28.jpg 612w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/b65596b75bf03cee2d19496d6490fd28-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 239px) 100vw, 239px" />
<p>人材開発の技法の一つで効果的な質問によって相手の自己実現や目標達成を図る技術とされている。自己啓発、コンサルティング、リーダーシップといった領域とも近く、企業や組織の構成員に対して有効なもので、心理療法というよりも目標設定へのアプローチ技法。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">家族療法</span></div></div>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1331 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/cb1f7d20a4297e0fde4b72c5b8374e53.jpg" alt="" width="222" height="148" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/cb1f7d20a4297e0fde4b72c5b8374e53.jpg 612w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/cb1f7d20a4297e0fde4b72c5b8374e53-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 222px) 100vw, 222px" />
<p>文字通り、家族を対象とした療法。一人と面接することもあれば、多数の家族構成員と同時面談することもある。大きくボーエンの多世代派、ミニューチンの構造派、ＭＲＩのコミュニケーション機能派の三つがある。会話の中身や問題の原因に焦点を当てるというよりも、家族システムにおいてどのようなコミュニケーションが行われているかに視点を当てる。傍から見ていると、複雑で大変な状況の家族に対しマジックのようにも思えるほどの劇的変化をもたらすことも多い。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">マインドフルネス</span></div></div>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1330 alignright" style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/08776ee37e8ffff4ce65c2f8882a62c0.jpg" alt="" width="246" height="164" />
<p>自分の感情や身体の状態への気付きをもたらす療法。ヨガや瞑想といったような東洋的な考え方とも近く、今この瞬間の自分の状態に気付きストレスの低減を促していく。ＡＣＴ（アクセプタンス・アンド・コミットメントセラピー）や弁証法的行動療法などが関連性を持つ。グーグルなどでも社員向けに行われ、企業現場でも用いられており、現在広がりを見せている。</p>
<hr />
<p>以上になりますが、他にも、オープンダイアローグ、アートセラピー、ナラティブセラピー、自律訓練法、催眠療法、内観法、動作法、動機付け面接法、等々ここでは書ききれないほどの心理療法があります。</p>
<p>それぞれに長所短所があり、特徴もまた多様です。</p>
<p>また、カウンセラーの得意不得意もありますので一概に何が良いか悪いかと言うのは難しい所です。</p>
<p>カウンセリングの目的は、クライエントのために何が効果的で、かつ金銭的・時間的負担にならないかが一番ですので、そこを外してのカウンセリングはないと思っています。</p>
<p>ですから、自分の不得意分野やうまくいかない時は他の専門家につなげていく必要があるでしょう。</p>
<p>そして、一番関心のある、<strong>誰を選ぶか</strong>というのは非常に難しい所ですが、私はカウンセラーの人間性なり暖かみが一番大切なのではないかと思っています。</p>
<p>とはいっても、冷たいような印象を持つ人や、また実際に自分で優しくないしあまり寄り添うことに関心もないと公言してるような人でも能力的には非常に高いという人もいるので、これまた難しい所です。</p>
<p>本当のプロフェッショナルで、その人とセッションすれば結構な確率で良くなるというものであれば、凄腕の外科医を選ぶかのように依頼するといいと思いますが、基本的には私は暖かみのある人はそれだけでセラピー的効果を持つように思います。</p>
<p>その人と話しているだけで安心であったり、心が安らぐということもあるでしょう。</p>
<p>皆さんの身近にもその辺のカウンセラーよりもカウンセラー的な人がいらっしゃるんではないでしょうか。</p>
<p>アドラー心理学を創始したアルフレッド・アドラーの実際のセラピー現場では、いかに暖かな雰囲気で包まれていたかとも言われています。</p>
<p>身に着けようにも単なる知識や技術の向上では済まない、そういったあり方に近づいていくことが支援者には求められているように思います。</p>
<p><span style="color: #0000ff;"><span style="color: #000000;"><strong>＜前回記事＞</strong></span><br />
<a style="color: #0000ff;" href="https://takeharukokoro.jp/2019/04/1319/">各種心理（精神）療法のご紹介</a></span></p>
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		<title>各種心理（精神）療法の内容紹介①</title>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 03 Apr 2019 14:41:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[精神療法]]></category>
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					<description><![CDATA[今日は趣向を変えて、カウンセリングや心理学についてどんな方法や理論があるのかをご]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今日は趣向を変えて、カウンセリングや心理学についてどんな方法や理論があるのかをご紹介します。</p>
<p>学問の中でも、いわゆる近代的な心理学は意外に歴史が浅く、19世紀などに始まりました。19世紀後半からフロイトの精神分析がその後の心理学に大きな影響を及ぼしました。</p>
<p>そして今、21世紀にあっては本当に様々な理論やアプローチが、それこそ雨後の竹の子のように、生み出されています。今日はその中の主なものをご紹介します。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">精神分析</span></div></div>
<img decoding="async" loading="lazy" class=" wp-image-1323 alignright" style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/f2638317d37ad89d97a2ccf4096859cc.jpg" alt="" width="167" height="235" />
<p>ジークムント・フロイトを創始者とし、最も歴史が古い精神療法。深層心理を探求した。無意識下に抑圧されていた感情などを意識化することで症状の軽減を目指した。精神医学の世界への理論的貢献は大だが、心理療法としての実践的効果は低いと言われている。また、週3、4回で何年にも渡る治療を続けていくため時間的、金銭的負担が大。現在においては一部の精神科医などや団体で行われており、フロイトを源流とする諸心理学として残っているのが実情。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">来談者中心療法</span></div></div>
<p>◎来談者中心療法・・・カール・ロジャースによって提唱された療法。非指示的で、カウンセラーは傾聴、共感、反映などによりクライエントの語りを丁寧に聞いていく。カウンセラーの深い聞き返しによりクライエントが自分自身で気づきを得て、成長していく。フォーカシングと呼ばれる技法もある。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">認知行動療法</span></div></div>
<p>アーロン・ベックによって提唱され、エビデンス（治療としての根拠、効果）を重視したもので現在の精神医療分野での主流となりつつある。2010年から医師による保険診療の対象となったが、平成27年現在精神科での実施率は10％に満たない。クライエントを悩ましている認知の歪みに働きかけ、バランスのとれた思考を促していく。厚労省による治療者用マニュアルも出ており、7つのコラムなどのツールもある。マニュアルにおいては面接回数として16～20回ぐらいを想定している。非常に構造化されたもので治療者にとっては簡便で使いやすい印象。一方、マニュアル的な質問でのやり取りに意識を置くことでクライエントに寄り添った面接への視点が抜け落ちかねないのが、医療者側の今後の課題とも言える。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">森田療法</span></div></div><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-1324 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/227fba3ef69c1f1260ae9bf7ff10d12a.jpg" alt="" width="201" height="251" /></p>
<p>数少ない日本発の心理療法。20世紀初頭に森田正馬によって創設された。対人恐怖症、強迫神経症、赤面症、パニック障害などの不安神経症を対象に、現在ではガン末期患者やひきこもりなどにも対象が広がってきている。海外でも一定の評価を受けている。不安神経症の仕組みを理解するうえでは非常に優れている印象。当初は臥辱療法と呼ばれる1週間ぐらいほとんど何もしない入院療法だったが、現在は外来療法が主流。日記療法などもある。また、当事者団体として、生活の発見会と呼ばれる自助グループが日本全国ほぼ各都道府県にあり、多数の精神科医の後援や連携等もある。定期的に集団会を開催して当事者、克服者などが集まっている。自助会としては組織の歴史、信頼性、規模とも日本有数のものだが、年齢層が高齢化しており、会員数の維持が課題となっている。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">アドラー心理学</span></div></div><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone wp-image-1325 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/04/hhimus.jpg" alt="" width="215" height="196" /></p>
<p>20世紀初頭にアルフレッド・アドラーによって創始された心理学。現在ある数多くの心理療法が何らかの理論的影響を受けている。勇気づけの心理学と呼ばれ、基本的に過去は問わず未来志向・目的志向である事が特徴。また、精神内界よりも対人関係論や目的論を重視し、共同体感覚という価値観を心理学に持ち込んだ。子育て、学校教育、夫婦関係、職場での人間関係等、対象は幅広い。ここ数年でメディア等に上ることが多く、広がりを見せている。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">行動療法</span></div></div>
<p>学習理論をベースにした心理療法で、パブロフの犬に見られるようなレスポンデント条件付け（条件反射療法）や、ギャンブルにはまる心理機制を典型的に示しているオペラント条件付けなどによる技法がある。精神分析のような原因探求的なものや、来談者中心療法のような受容的支持療法などとは一線を画し、ある種、機械的とも言えるような訓練技法とも言える。系統的脱感作技法、エクスポージャー、トークンエコノミー等様々な技法があり精神医療の範囲にとどまらず、発達障害児教育等にもその有効性が示されている。筆者の主観ではあるが、強迫性障害などの不安障害に効果的な印象。</p>
<div class="su-heading su-heading-style-default su-heading-align-center" id="" style="font-size:13px;margin-bottom:20px"><div class="su-heading-inner"><span style="font-size: 18pt;">ブリーフセラピー</span></div></div>
<p>20世紀最大の天才心理療法家とも呼ばれるミルトン・エリクソンの心理療法からの影響が大きい心理療法。スティーブ・ド・シェーザーやインスー・キム・バーグなどの実践的研究により理論の体系化が図られた。いかにブリーフ（短期）にセラピーを終わらせるかということを主題に、クライエントへの効果を第一とする。フロイトによる精神分析療法が原因の考察に視点を当てたのに対し、過去は問わず未来の解決に視点を当てる療法。その意味ではアドラー心理学との類似性がある。ミラクルクエスチョン、コ―ピングクエスチョン、例外の質問等、効果的な質問が特徴的である。</p>
<p>今日はとりあえずここまでです。<br />
次回、各種心理療法パート2ということで、ご紹介いたします。</p>
]]></content:encoded>
					
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		<item>
		<title>心の病を持つ神経症の心理メカニズム～ウルフの言葉とうつ病の事例より</title>
		<link>https://takeharukokoro.jp/2019/03/1291/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 Mar 2019 16:16:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アドラー心理学]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[支援事例]]></category>
		<category><![CDATA[精神疾患]]></category>
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					<description><![CDATA[アドラー心理学の祖、アルフレッド・アドラーの弟子で、天才精神科医と呼ばれたW・B]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>アドラー心理学の祖、アルフレッド・アドラーの弟子で、天才精神科医と呼ばれたW・B・ウルフは言います。</p>
<p><span style="color: #6416b3;">「戦線から離れて躊躇しているもの～これは神経症者の行動の中で最も多いタイプである。幼少の頃両親や周囲の人に褒められたり助けられたりして育った人たちが、現実に初めて直面すると、大人としての義務や責任を担うことに尻込みし、どうしても避けられないこれらの問題の解決を、優柔不断になる、疑い深くなる、ぐずぐずする、躊躇する、時間潰しをする、悩む、些細なことを心配する、細かなことに完璧主義になる、葛藤する、などの手段を用いて不確かな将来に先送りしようとする。葛藤が躊躇型神経症の基本方針である。・・・葛藤は躊躇型神経症の人達は現実に存在すると思っているが、神経症の症状の一つであって、客観的な現実ではなく、主観的な現実なのである。」</span>―　「どうすれば幸福になれるか」　W・B・ウルフ著</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-3586 alignright" src="https://takeharukokoro.com/wp-content/uploads/2019/03/75425dab182e850ae859089591403321-300x225.jpeg" alt="" width="300" height="225" />
<p>これ、ちょっと難しい文章ですが、あがり症を含む神経症について述べたすごい文章です。</p>
<p>ここまで、神経症者の心理を深層心理を分析して、かつ的確に述べることができる人は見たことがないです。（※神経症とは、対人恐怖症などの恐怖症や、不安障害などの心理的原因によって生じる心身の機能障害のことを言います）</p>
<p>日本人では、森田正馬が神経症者に対して鋭く分析していますが、アドラー心理学的な対人関係への目的論的な視点～つまり、何のために葛藤や悩みを使うのか、という視点にまでは及んでいません。</p>
<p>この文章は、師のアドラーをも勝るかのような印象を持ってしまいます。</p>
<p>この文章を咀嚼（そしゃく）できたら、神経症者の心理を深く理解できるでしょう。</p>
<p>まるで、ウルフ自身が神経症者だったのでは？と思ってしまうほどに、神経症者のことをよく分かっているように思います。</p>
<p>あがり症を含む神経症と呼ばれる方々には特徴があります。</p>
<p>それらは問題に直面した時のあり方です。</p>
<p>その一つに躊躇するという特性があります。さも、もっともらしいことを言います。</p>
<p>なるほど、そういった事情なら確かに前に進めないかもねという他者からの言葉を引き出そうとするかのような。</p>
<p>しかし、もしかしたらそれは、できない言い訳を探してるのかもしれません。</p>
<p>こんなことがありました。</p>
<p>私がかつて支援していたうつ病の方が、ある訓練所に行くかどうかで迷っていました。</p>
<p>私は強制することは絶対ないので、本人と現状の体調や能力、可能性等々をきちんと確認して、どんな選択肢からどういった方向性で行けば良いかじっくり話し合います。</p>
<p>彼女はパソコンが得意でした。</p>
<p>話し合いの結果、彼女はパソコンのスキルを活かして体調を整えていくこととなりました。</p>
<p>もちろん、本人がそうすると言った上で。</p>
<p>けれど、日にちが近づいてきたある日、彼女は言いました。</p>
<p>「単調な仕事で飽きてしまうような気がするんです」</p>
<p>私は答えます。<br />
「最初に確認したように、ここは生活習慣を元に戻すための一時的な場所という方針でしたよね。ですから体を慣らすリハビリ目的なので、むしろ単調な方がいいと思います。」</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="wp-image-1293 alignright" style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/03/f738ff2cbba5879128e0ec9f25a0083e.jpg" alt="" width="270" height="203" srcset="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/03/f738ff2cbba5879128e0ec9f25a0083e.jpg 577w, https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/03/f738ff2cbba5879128e0ec9f25a0083e-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 270px) 100vw, 270px" />
<p>彼女は、あぁ、そうでしたよねと、理解したように頷きながら次なる質問をしました。<br />
「けれど、佐藤さん、私がパソコンがみんなよりできると変な風に思われるのでは？」</p>
<p>ん？なんじゃそりゃ？と思いました。<br />
おそらくは、そこにいらっしゃる方々が身体障害の方が多く、片手でパソコンなどをしているため、作業に時間がかかるのを指して、自分がパソコンがある程度できるからやっかまれるかもと考えたようです。</p>
<p>私は淡々と返しました。</p>
<p>「他の皆さんは主に身体障害の方です。ご自分の身体状況はそれぞれが各自各様に理解していることと思います。片手などでは限界がありますからね。○○さんがそれでどう思われるかは、もし思われたとしたらですがそれはもうどうしようもない事だと思います。そこが嫌というのなら、今回の話を見送るのかどうかの話になってしまうかもしれませんね。」</p>
<p>「･･･では、そこには行かず就活した方が良いのでしょうか？」</p>
<p>「それはさっき話し合ったたように、今できる心身状態ではないという話でしたよね」<br />
彼女は悩まし気に語ります。<br />
あたかも葛藤しているかのように見えるかもしれません。<br />
しかし、実は困難を前にためらいの態度を示していただけなのかもしれません。</p>
<p>確かに彼女の中では葛藤していることでしょう。</p>
<p>主観的な世界の中で。</p>
<p>しかし、第三者である私という客観的な目からは葛藤しているようには見えません。すでに答えは出ているのです。</p>
<p>彼女の主観的な世界では、進みたいけれど進んでいいものかと葛藤していることでしょう。</p>
<p>つまり、「～だからできない」と。</p>
<p>しかし、そうではありません。</p>
<p>実は、「～しない」と彼女は決めているのです。</p>
<p>ただ、その決断の責任を負いたくないから「～だからできない」と、責任を転嫁していることに彼女自身は気付いていなかったに違いありません。</p>
<p>やりたくないことを避けるために、大人はさももっともらしい千の理由を持ち出します。これがだめならあれで、あれがだめならそれで。</p>
<p>進まないための理由が必要なのです。<br />
責任を背負いたくないために。</p>
<p>その時その人は、本当の自分を生きていなかったに違いありません。</p>
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		<title>行動療法のエクスポージャーによる不安障害（満員電車恐怖、社交不安障害、手洗い恐怖）治療法</title>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 Mar 2019 17:00:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[精神疾患]]></category>
		<category><![CDATA[精神療法]]></category>
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					<description><![CDATA[以前、とある研修に参加した時のことです。 認知行動療法の研修でしたが、その中で行]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>以前、とある研修に参加した時のことです。<br />
認知行動療法の研修でしたが、その中で行動療法の話が出てきました。</p>
<p>行動療法とは、非常に論理的かつ科学的な療法だなというのが私の印象です。精神やメンタルを扱うのにシンプルな構図にして扱うイメージです。</p>
<p>そこに感情などの曖昧なものは介在する余地があまりないように思えるのです。</p>
<p>それで、その研修ではある行動療法の技が紹介されました。</p>
<p>それは、最も怖れる言葉をノートに単語で、毎日、例えば寝る前などに10行なら10行の間にびっしりと書き連ねるというものです。</p>
<p>例えばパニック障害（広場恐怖）の方なら、さしずめ次のような感じでしょうか。</p>
<p>満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車<br />
満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車満員電車～</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-medium wp-image-3565 alignright" style="font-size: 16px; background-color: #ffffff;" src="https://takeharukokoro.com/wp-content/uploads/2019/03/66a691f746e042722e572e68b4663bae-290x300.png" alt="" width="290" height="300"></p>
<p>ぐは～っ！！！<br />
もう電車なんて乗りたくね～～～</p>
<p>なんだか目まいがしそうですね。</p>
<p>こうしてまずは苦手な言葉そのものに慣らしていくというものです。<br />
そして、言葉を聞いてビクビクすることがなくなったら次の行動へとステップアップしていきます。</p>
<p>私は行動療法をあまり好んでいないので普段ほとんど使わないのですが、好奇心半分でこの技を使いたい誘惑にかられますね。</p>
<p>何だか性格悪そうというか、悪趣味というか、結構抵抗感感じて実際は試したことないんですけどね。</p>
<p>あがり症や対人恐怖症の方の場合は何でしょうかね。<br />
こんな感じ？</p>
<p>緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張<br />
緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張緊張～</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone wp-image-2268 alignright" src="https://takeharukokoro.com/wp-content/uploads/2018/11/kinchou_man-198x300.png" alt="" width="176" height="267"></p>
<p>ギヤー!!!<br />
それとも？</p>
<p>人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目人の目震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え震え～</p>
<p>または？</p>
<p>あがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがりあがり～</p>
<p>ん～、なんか酔っぱらってきた。</p>
<p>こうやって冗談気味に書くと微妙な気もしますが、結構実績のある先生が仰っていたのできっと効果があるんでしょう。と思うことにします。</p>
<p>誰かやったことのある人いるんでしょうかね。</p>
<p>クライエントの方に勧めるのはちょっとまだ躊躇しますが、効果があるのならやってみたい思いもあるし微妙です。</p>
<p>それで行動療法にはエクスポージャーというアプローチがあります。<br />
曝露療法と言います。</p>
<p>さっきの苦手な言葉を並べるのと一緒で、苦手な場面に徐々にさらして慣れていくという考え方です。</p>
<p>だいたいカウンセラーよりも精神科医の先生が好んでやるように思います。</p>
<p>だから、その例で言えば精神科医はあがり症とは言わないでしょうから、精神科の診断名で言うなら、いわゆる社会不安障害（社交不安障害、社交不安症、SAD）を例にしてみましょう。</p>
<p>まず自分の様々な緊張シーンをレベル分けします。</p>
<p>例えば、自分があがる際のレベルを10段階にして、MAX緊張する時のシチュエーションを10として、軽く緊張するときを1とする。</p>
<p>「人前で話す」を10、「問い合わせの電話をするとき」を3、「人と目を合わせた時」を1とか。</p>
<p>そうしてまずはもっとも緊張レベルの低いものに対して、呼吸法などで自分が落ち着いている時に対峙させることによって、大丈夫だった成功体験を積んでいくというものです。</p>
<p>具体的には、呼吸法や自立訓練法などでリラックスする。</p>
<p>そしてその後でもっとも軽い緊張場面を想起する。</p>
<p>そして大丈夫という経験をする。</p>
<p>さらに現実場面でも同様の場面に臨み成功体験を積むというものです。</p>
<p>これがレベル1であれば、次はレベル2にチャレンジしていくというスモールステップの考え方です。</p>
<p>そうして過度の負担にならないように徐々に馴らしていこうというやり方です。</p>
<p>行動療法らしい理に適ったやり方とも言えるかもしれません。</p>
<p>私の考えではあまり積極的にやろうとは思いませんが、それはあくまで私の考えに過ぎず、もっと大局で考えるのなら何が良い何が悪いなんて言うものはありません。</p>
<p>効いたかどうか、うまくいったかどうかが全てです。</p>
<p>気になった人は、やってみるといいかもしれませんね。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-2545 alignright" src="https://takeharukokoro.com/wp-content/uploads/2019/02/c45b8282f9292986317cf5ac6a271445.jpg" alt="" width="220" height="229"></p>
<p>ちなみにこれは、社交不安障害だけでなく、対人恐怖症、パニック障害や強迫性障害等の気になって気になって仕方がないタイプの神経症圏の人に有効でしょう。</p>
<p>私があがり症の方向けに作成したエクスポージャー表がありますが、ご希望の方にはメールで送付しますので、その際はＨＰよりお問い合わせください。</p>
<p>また、希望される方にはこの手法でのカウンセリングも可能です。<br />
悩んでる方はお気軽にご相談ください。</p>
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		<title>森田療法の特徴と神経症（対人恐怖、パニック障害、強迫性障害等）への効果</title>
		<link>https://takeharukokoro.jp/2019/03/1275/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[佐藤たけはる]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 Mar 2019 18:06:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[森田療法]]></category>
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					<description><![CDATA[日本発の数少ない心理療法の一つに森田療法というものがあります。 森田療法の祖、森]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>日本発の数少ない心理療法の一つに森田療法というものがあります。</p>
<p>森田療法の祖、森田正馬（しょうま、まさたけとも言う）は、19世紀後半から20世紀初頭に生きた人で精神科医として活躍しました。</p>
<img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-1276 alignright" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/03/f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2.jpeg" alt="" width="201" height="251" />
<p>自分自身がノイローゼにかかって大変悩んだものの、大学時代に父親の仕送りがたまたま途絶えてしまった時に、破れかぶれで死んでもいいやぐらいに思って勉強したところ、症状が軽快したことをヒントにやがて森田療法を創設しました。</p>
<p>森田が最も恐れた「死」に対しては、「死は恐れざるを得ず」として、「あるがまま」の生き方を実践ました。</p>
<p>やがては、若かった頃の神経症的生活から全く真逆のあるがままの自然体に生きた人でした。</p>
<p>森田療法は、森田の時代においては、対人恐怖症、強迫性障害、パニック障害等のいわゆる神経症と呼ばれる症状に効果を発揮しました。</p>
<p>他にも睡眠障害の方などにもビックリするようなアドバイスをして軽快させています。</p>
<p>当初は絶対臥辱と呼ばれる入院療法がメインだったものの、現在においては慈恵医科大学などでしか行われておらず、一般的な精神科の診察で外来森田療法が主流となっています。</p>
<p>精神科医の方で森田療法に知見のある方は少ないものの、100年の時を経てなおその意義は評価され続け、今では終末期患者やがん患者、ひきこもり、うつ病等にまで対象が広がっています。</p>
<p>ちなみに、森田療法で効果があるタイプの性格を森田神経質と呼びます。</p>
<p>日本森田療法学会では森田神経質診断基準案を作成しています。</p>
<p>そこでは症状の臨床的特徴として以下のようなものがあります。<br />
森田神経質の症状レベルとしてA、Bの基準を満たすと共に、Cの５つの基準のうち、三項目を満たすこと。</p>
<p><span style="color: #800000;"><strong>A</strong>.症状（悩み）に対して異和感を持ち、苦悩、苦痛、病感を伴う（自我異質性）</span><br />
<span style="color: #800000;"><strong>B</strong>.自己の今の状態（性格、症状、悩み）をもって環境に適応し得ないという不安がある。（適応不安）</span><br />
<span style="color: #800000;"><strong>C</strong>.症状内容の特徴、症状への認知、関わりあいかたなどの項目のうち、三項目以上を満たすこと。</span></p>
<p style="padding-left: 30px; text-align: left;"><span style="color: #800000;">1.いつも症状（悩み）が起こるのではないかという持続的不安を持つ（予期不安）</span><br />
<span style="color: #800000;">2.症状（悩み）の焦点が明らかである（主に１つのことについて悩んでいる、防衛単純化）</span><br />
<span style="color: #800000;">3.自分の症状（悩み）は特別、特殊であると考える（自己の悩みの特別視）</span><br />
<span style="color: #800000;">4.症状（悩み）を取り除きたいという強い意欲を持つ（症状克己の姿勢）</span><br />
<span style="color: #800000;">5.症状の内容が、通常の生活感情から連続的で、了解可能である（了解可能性）</span></p>
<p>専門家向けに書かれたものなので、ちょっと難しい所もありますが、これが森田神経質者の症状に対してのあり方の特徴です。</p>
<p>これを見て何か気付きませんか？</p>
<p>それは森田神経質の方は症状を徹底的に否定していることです。</p>
<p>症状をあってはならない、受け入れられないと、否定しているのです。</p>
<p>症状をまるでがん細胞のように異物化しているんですね。</p>
<p>そして、ここからが森田神経質の特徴ですが、症状を警戒し、症状を恐れ、症状をコントロールしようとすること、それら全てが注ぐエネルギーが逆説的に症状悪化の原因となっていきます。</p>
<p>森田はぞれを精神交互作用と言いました。</p>
<p>意識すればするほど、否定すればするほど、症状は化物のように大きくなっていき自分を苦しめるのです。</p>
<p>そして大きくなった症状に更に注目し、注目すると更に症状が意識に上るという悪循環を繰り返すのです。</p>
<p>なんとかしようとしたこと全てが、症状を悪化させるのです。</p>
<p>ここに森田神経質の皮肉さというか特異さがあります。</p>
<p>では、どうすれば良いのでしょうか？<br />
答えはシンプルです。</p>
<p>うまくいかなかったことと真逆のことをするのです。</p>
<p>それは何か？</p>
<p>それは症状を受容し、症状に対処しないことです。</p>
<p>そして症状がひどかろうが何だろうが、それは一旦脇に置いておいて、今この場でなすべきこと、したいことをする。</p>
<p>これが森田療法の核心です。</p>
<p>パニック障害、対人恐怖症、強迫性障害等の神経症の方々は症状中心の生活になります。</p>
<p style="font-size: 16px;"><img decoding="async" loading="lazy" class="alignnone size-full wp-image-1144 alignright" style="font-size: 16px;" src="https://takeharukokoro.jp/wp-content/uploads/2019/03/0620bfb38e25b5e6981e52964efd27ff.jpg" alt="" width="212" height="238" /></p>
<p>症状があるかないか、症状が軽いか重いか、症状がまた起こるのではないか、などと毎日を症状と共に生きます。</p>
<p>そして、精神科医やカウンセラーに対してももちろん、症状の話ばっかりになります。そのあり方が、悲しいかな益々自分の症状を苦しめているとも知らずに。</p>
<p>だから、相談に乗る精神科医などには、あまり神経症者の話に引っ張られないようにする必要があります。そういった意味もあって症状を問わない不問療法とも言われます。</p>
<p>かといって冷たくならずにしっかりと話を聴く姿勢が求められるでしょう。<br />
そして、精神科医も不問、患者も不問と言った所で、じゃあ患者が症状を不問にできるかどうかというと全く別物でしょう。</p>
<p>途方もないほどの恐怖感に襲われる中で、そう簡単に症状をほっとける人はまずいないのではないでしょうか。</p>
<p>いきなり全てを回復させることは困難なことでしょう。</p>
<p>だから必要なことは、小さな小さな一歩を進めていくことです。<br />
森田神経質の方にとってまず必要なことは、自分が囚われていた悪循環の仕組みについて知ることです。<br />
そして自分の症状や感情を否定せず、恐怖なら恐怖、不安なら不安をそのままに見つめ、受け止めることが必要となります。</p>
<p>スタートはここから始まります。<br />
中には、この段階で良くなる人もいます。</p>
<p>理解しておく必要があることは、自然治癒などまずないだろうということです。<br />
これまでと同じパターンで症状と付き合っている限りは、まず間違いなく症状はあり続けることでしょう。</p>
<p>そして大事なことは、変えるのは思考でも感情でもない、行動以外にはないということです。行動こそが何かを変え得るのです。</p>
<p>神経症の皆さん、頭の中であぁじゃないかこうじゃないか、あぁなったらどうしようなどとばかりやってはいませんか？</p>
<hr />
<p><strong><br />
</strong><span style="color: #993300;">※対人援助者やカウンセラー向けに森田療法関係の講座承ります。詳しくはお問い合わせください。</span><strong></p>
<p>【森田療法関係　講座実績】<br />
</strong><br />
<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />産業カウンセラー北関東支部<br />
「対人援助者のためのあがり症克服面接技法」</p>
<p><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />産業カウンセラー関東支部<br />
「あがり症をアドラー心理学と森田療法から斬る！」</p>
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